令和 06 年 04 月 21 日

旧軽井沢区会令和 5 年度区民総会報告
旧軽井沢区民各位 旧軽井沢区会

4 月 13 日(土)午後 6 時より旧軽井沢公民館において、令和 5 年度旧軽井沢区会および旧軽井沢公民館の事業報告と会計報告、令和 6 年度同事業計画案、予算案、新公民館建設の経過報告および今後の建設計画、その他継続審議案件を審議するため区民総会が開催されました。
最初に議長、書記立候補を募り、推薦により土屋雅博氏を議長に任命、小林美智子氏、柳澤陽平氏に書記をお願いし次の通り会議が進行しました。

1. 区長挨拶

令和 4 年度の 15 か月間の会計期間変更の調整を経て、令和 5 年度は昨年 4 月 1 より本年 3 月末を会計期間とする決算を行い、本日はその初回の総会を迎えることとなりました。
令和 5 年度は公民館の新築工事が始まり、その工事遂行のための会議や資金管理の会計等も必要となったため複雑な報告になりました。 また、新型コロナの影響も少なくなり、区会の関係する諸活動は積極的に開催されるようになってまいりました。
本日は、これら1年間の活動状況をご報告するとともに、新しい公民館の竣工に合わせた区会の活動計画などを皆様にご審議戴きたいと思います。

2. 定数確認

議長が着席し、定数確認をしました。(1 世帯 1 名の議決権)。
出席者 44 名、委任状 100 名、計 144 名により、令和 5 年度区会 204 世帯の過半数(70.5%)となり会議は成立しました。

3. 議題

議題 1.

令和 5 年度、旧軽井沢区会事業報告が栁下区長より、ならびに公民館事業報告が小林分館長よりなされ、それぞれ承認されました。

議題 2.

令和 5 年度、旧軽井沢区会一般会計と定期預金会計の決算が松廣副区長から報告され、続いて公民館の一般会計が小林分館長から報告されました。
公民館建設会計定期預金 3 口のうち 1 口を普通預金にしたと、松廣副区長より報告。

監査報告

小林洋友監査委員、小林智洋監査委員が慎重に精査した結果、適正に処理されている
ことを認めた旨、報告がありました。

質疑応答

質問 渡辺武文氏:収入の部世帯区費 185世帯になっているが、実際の世帯は何世帯か。
回答 栁下区長 :町からの助成金は区内 260世帯を基準にしていたと認識している。
質問 岩崎行夫氏:公民館の一般会計で運営委託費が 140万円になっているが、70万円だったと思うのだが。
回答 小林分館長 :令和4年度(15カ月の会計月数)で支払いが遅れた分が令和5年度会計に計上されたもので、令和6年度は 70 万円に戻ります。
質問 小板橋氏 :大型テレビ 4台が必要だったのか? 240万円は全部使わないといけなかったのか。
回答 栁下区長 :一昨年の 8月、町から宝くじ助成金募集があった。わずか 1週間以内に 240万円の枠で機器の選定をし、納入業者からの正式見積書と応募理由書を添付するという厳しい募集要件だった。区長独断で申請要件を準備して応募し翌月の役員会で報告したものです。機器は、大広間での会議に不自由していたマイクとスピーカーの音響システム、大型投影のプロジェクターシステム、新公民館の大広間や中小会議室、ならびに区民ギャラリースペースに設置する大型テレビ 4台である。テレビは、放送受信のみならず、DVDやコンピューターからの映像によるプレゼンテーションに使用していこうと考えたものです。
質問 渡辺氏 :空気清浄機 1台でもあっても良いのでは。
回答 松廣副区長 :公民館建設一般予算から別途購入できる枠はあります。
回答 栁下区長 :関連説明ですが、宝くじ助成金は 区会の活動や防災関係で必要となる備品、機器、倉庫、テント等を対象に毎年募集があるが、必ず当選するとは限らない。新公民館は町指定の避難場所になる
ので、防災グッズが必要になる。今年度は自主防災組織を作り、倉庫等いくつかの防災関係に応募しようと考えている。
質問 上原清隆氏 :定期預金の資源回収基金という名称を自由に使えるよう変更をしたら良いのではないか。
質問 渡辺氏 :上原氏に対し過去の経緯があるから名前を残した方が良いと思う。
回答 小林分館長 :最初はグリーンクラブの方々が資源回収をしてお金に変え、それを区に寄贈したもの。現在資源ごみの代金を区に入金しているのは旧軽井沢区のみです。
質疑応答の後、本議題は承認されました。

議題 3

令和 6年度旧軽井沢区会事業計画案が栁下区長より公民館事業計画案が小林分館長より説明があり、いずれも承認されました。(議長の指示により(案)を削除)

議題 4

公民館建設準備委員会の経過報告並びに今後の建設計画を岩崎委員長より説明されました。

議題 5

令和 6年度旧軽井沢区会一般会計予算案が松廣副区長より、公民館の一般会計予算案が小林分館長より説明がありました。 令和 6年度公民館建設会計予算案が松廣副区長より説明がありました。

質疑応答
質問 渡辺氏 :予算決算書は町へ提出しているのか。
回答 松廣副区長 :出していない。
質問 柳澤陽洋平氏:現在の公民館の取り壊しはいつか。
回答 岩崎委員長 :令和 7年度になります。
質問 柳沢氏 :見積もり等の目算があった方が良いのではないか? 定期預金から支出することになるだろうから、皆さんに話しておいた方が良いのでは。
回答 岩崎氏 :取り壊し業者の見積値段が違う場合には安い方でやる方針である。
回答 栁下 区長 :建設委員会は 20年以上の古い組織だが公民館建設が具体化したのは5、6年前からのこと。建物は区費で取壊わして返す事で町と合意。
町との交渉は長い経緯があるので岩崎前区長にも建設委員長として残ってもらっている。取壊し費用は区会から出すので積立金から工面することになる。
質問 上原氏 :区が負担ということは今初めて聞いた 元は病院で町の物、2~3割り負担とかにならないのか。
回答 佐藤幹夫氏 :交渉の過程で町は建物を建てるから土地は区会で準備することとの条件であった。区からの寄付金を土地代として充当する合意に至ったのが精いっぱい。この内容で協定書を結んでいるのでもう口を挟むことは出来ない。
回答 栁下 区長 :来年 2月完成予定、竣工式後 3月ごろ移転となる。現公民館の取壊し費用は来期の予算に計上して払うことになる。
質疑応答の後、本議題は承認されました。

議題 6

① 旧軽井沢区会会則改訂(文言修正、区費対象にホテル・マンション追加)栁下区長説明
② 旧軽井沢区費改訂 (令和 3年度からの継続案件) 以下の通り栁下区長より説明
区費改訂説明文要旨
収入:一般会員区費は :退会、高齢者免除などで漸減 (新規加入者の勧誘対策要)
特別会員区費は : マンション、ホテル等は漸増 (新規勧誘、不払会員対策)
別荘、商店などは:横ばいか漸減 (集金が困難、集金担当者などを再考要)
一方支出では:
活動が活発になり、部会活動費など増額要求がある。(予算折衝)
公民館運営費は:新館では骨董市は開催できない事情(町からの貸与建物であり賃貸営業はできない。町指定の避難所となる。)から公民館の収入が減少し区会からの支援額が増大する(伝統的な骨董市なので町との交渉の余地ないか)
結論として
一般区費値上げだけで解決する問題ではないので、収入、支出における括弧内の諸問題をまず対応することとし、今年度も継続議題とする。
③ 旧軽井沢区ホームページ制作について松廣副区長より報告がありました。
以上で審議は終了し、議長は退任されました。 その際、土屋雅博氏より東部小旧道支部 PTAにお願いがありました。お正月のどんど焼きは小正月の 14日から 16日の間に行っていただきたい。
総会の議長も来年は青年部、または女性部から推薦していただけるように検討してもらいたい。

最後に区長挨拶

総会にご参加の皆様、大変お疲れ様でした。 議長の土屋雅博様、書記の小林美智子様、柳澤陽平様ありがとうございました。 各位からの貴重なるご意見ありがとうございました。
この後、引き続き懇親会となりますが、この旧軽井沢公民館での総会ならびに懇親会は今回が最後の開催となりますこと申し添えておきます。次回は新築の公民館でお会いしましょう。
羽吹副区長の閉会の言葉で令和 5年度の総会は終了しました。

以 上